2012年8月29日水曜日

8月29日

今日は無事フォーラムが終わりました。そして今日初めて先生からかつてない最上級の褒め言葉をもらい、ここ数週間の努力が少し報われた気がしました。人前で通訳をするにあたり、今回も目標は色々あったのですが、一番は「焦らず落ち着いて通訳をする」ということでした。
それで、少しは落ち着いて通訳をする解決策として私が今回痛感したことは、やはり自分が納得のいくまで事前の準備を徹底してやるということです。と言うわけで、引き続き最終試験に向けて頑張りたいと思います。

2012年8月26日日曜日

8月26日

とりあえず金曜と日曜の翻訳提出は無事終了。あとは水曜のフォーラムに向けて準備です。今回のテーマはマメ科植物+根粒形成+窒素固定。。準備を進めて言ったら思ってたよりも大変だったことに今日気づき、あわあわしております。ではまた。

2012年8月21日火曜日

8月21日

このままではしばらく更新できそうにないので自分のためのメモ。
実は、金曜日に卒業試験の準備ということで、通訳のクラスでとんでもない宿題が出ました。歯列矯正について14ページの英語の資料をもらい、原稿ありの同時通訳という前提で準備をするというもの。しかも卒業試験と同じやり方で準備時間は24時間、実際の同時通訳パートは、14ページ全てではなく、どこからか一部出るので、どこから出てもきちんと通訳ができるよう、事前に全てのパートをくまなく準備しておけとのこと。
と言うわけで、週末から昨日にかけかなりの時間を費やしてその準備に取り組んだのですが、14ページの中から今日授業で出たのはたった1枚程度。それにもかかわらず、そのたった数分ですらパーフェクトからは程遠い出来。内容が専門的なだけに準備の段階では訳語探しにも内容理解にも苦戦し、結局一番重要な通訳の練習の時間が少なくなってしまうという、よろしくない状況に。。
とにかく今日はあれだけ時間をかけてやったのにこれか。。というのが正直な感想で、かなり落ち込みました。やはり会議通訳者という仕事は、普通の人が(私)ちょっとやそっと努力しただけでなれる仕事ではないと最近よく痛感します。通訳のテクニックもそうですが、それよりも、語学レベルや幅広い分野の背景知識の蓄積がモノを言うと思うので、大学院の2年間で努力しただけでなれるような仕事ではとてもありません。改めて会議通訳の先生方は日々人並みならぬ努力をし、仕事に臨むまさに「通訳のプロ」なんだなと、と最近よく思います。
さて、明日はフォーラムです。それから、金曜と日曜には翻訳の課題提出もあります。そして次の水曜日のフォーラムではまたフロアで逐次通訳をするので、大忙しです。また時間ができたら更新したいと思います。

2012年8月16日木曜日

8月16日

なんと今日の夕方パソコンの調子がおかしくなり、昨日から時間をかけて作業した医学翻訳の課題ファイルがなくなるという、私にとっては大事件がありました。幸い、パソコンはシステムを復元したら、元に戻ったのでよかったのですが、、、と言うわけで、今日これから記憶を頼りにまた翻訳をしなければいけません。がーん。

2012年8月14日火曜日

オーストラリア 意外な一面

こんにちは。明日はブリスベンはEkkaホリデーで祝日です。と言うわけで、今晩は学部生がパーティーを開いてるのか、隣の寮から爆音が聞こえてきます。ちなみに大学の寮と言うのは、大抵は学部生がいつも大騒ぎしてうるさいことが多いのですが、幸い、私の住んでいる寮は、驚くほど規律が守られていて休みの前でも静かです。これには本当に良い意味でびっくりしました。

さて、最近オーストラリアについて色々びっくりするような話を聞くことがありました。以下、飽くまで「現地で長く生活をしている方から聞いた話」として読んでいただけたらと思います。

オーストラリアでは、日本の大学閥並みに影響力のある「ハイスクール閥」が存在するんだそうです。教育熱心な親であれば、妊娠をしたときから子どもを将来どの私立高に入学させるか、ということを考えてるんだとか。と言うわけで、子どもが生まれる前から親がハイスクールについての情報収集を開始、妊婦さんたちの間でも「どのハイスクールが良いか?」と言う話題がしょっちゅう出るんだそうです。

そして、何と驚くべきことに、教育熱心な家庭では、子どもが生まれてすぐ、数か月と経たないうちに、有名私立高のウェイティングリストに入れてもらう手続きをする。「入学のウェイティングリスト?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、なんと、有名私立高では、年間1500ドル程度を支払されすれば、将来子どもがその高校に入学できる権利をキープできるとのこと。要は、0才から子どもが高校に入学するまでの10数年間、毎年1500ドル程度を入学予定の高校に納めれば、前途洋々というわけです。(しかも複数校に納めることもできる。)そしてこのウェイティングリストは、有名校であればあるほどすぐに埋まってしまうんだそうです。

「え?つまりお金がなければそういう有名私立高にも行けないと言うことですか?」
とオーストラリアで子育て中の美容師さんに今日聞いてみたところ、
「そうなんです。お金持ちかよっぽど成績優秀で奨学金をもらって入学する以外は、こういう私立高には入れないのよ」

ひょえー。オーストラリア、平等な社会ではなかったんでしょうか?そして子どもの入学する高校を子ども本人ではなく、親が決めると言う点も興味深い。

ちなみに公立高校にも勿論評判の良い学校と言うのがあり、ブリスベンではBrisbane State Highというのが難関校なんだそうです。そして、オーストラリアの高校には基本的には入学試験というものが存在しないらしいのですが、このBrisbane State Highは一流高校ということもあり、入学には受験が必要。そして、これまたびっくりすることに、この入学試験を受ける受験者の90%が中国系住民なんだそうです。と言うことは、当然Brisbane State Highの学生の大半は中国系ということになるんでしょうね。

今日この話を聞いていて私が前から少し疑問に思っていたことが分かったような気がしました。オーストラリアの大学寮と言うのは、寮費がめちゃくちゃ高い。UQに関して言えば、私の今住んでいる寮を除けば、1週間で食事抜きで300ドル近くかかり、1か月だと10万円弱。正直「大学寮」と言うと、アメリカでは経済的に困難な状況にある学生のための寮、日本でも学生寮と言えば安いと言うイメージを私は持っていたので、オーストラリアに来る前にこちらの学生寮を調べたとき、その値段の高さには本当に驚かされました。ちなみに留学生だから高い、というのではなく、現地の学生も同じく高い料金を支払っているし、キャンパス内の多くの寮がラグジュアリーとまではいかなくとも、かなりきれいに造られている。つまり、学生寮に入っていることは、ある意味現地の人にとって有名私立高に入るのを同じように、(プチ)特権なんだろうなーと今日改めて思いました。

美容師さん曰く、オーストラリアは相続税がないので、富める人はますます豊かに、貧しい人はますます貧乏に、なっていく仕組みがあるようで、最近ではオーストラリアでも貧富の差がどんどん拡大しているんだとか。これについては、また機会があったら調べて書いてみたいと思います。
では今日はこの辺で。

2012年8月11日土曜日

8月11日

寮に入って始めたことの一つにランニングがあります。当初は毎日やろうと思っていたのですが、授業の忙しさに体力がついていかず、結局週1回にとどまっています。ブリスベン、というか、大学のあるセントルシアの良いところは、何もないけど景色だけは素晴らしいとこです。夕方にキャンパスの川沿いを走るのは爽快です。


キャンパスの池には(と言うか、オーストラリアには)奇妙な形と色をした鳥がたくさんいます。


2012年8月9日木曜日

8月9日

どうでもいい話。私の住んでる寮には時計台(写真↓)があるのですが、これが朝8時から夜9時まで15分ごとに「カンコン」と1時間ごとに「キンコンカンコン×2」と鳴るのですが、これがうるさい。特に夜中まで宿題をした翌朝なんかは、8時以降は15分ごとに目が覚めて悔しくなります。時計を止めて寮費を安くしていただきたいものです。いじょう。


2012年8月7日火曜日

なでしこジャパン決勝進出!!

なでしこ、フランスに勝ちましたね!私は今朝ネットでニュースを見た瞬間、一気に眠気と疲労が飛んでいきました!実は、昨晩は寝る直前まで同時通訳の練習をしてたら案の定、脳みそが活性化されたのか眠れなくなり、最悪の状態で朝起きたのですが、「なでしこ決勝進出!」の文字を見て、一気に気持ちが爽快になりました。私は澤選手と同じ33歳なのですが、同い年で彼女のように頑張っている人を見ると、本当に元気づけられます。このまま、決勝でもぜひアメリカを打ち負かしてほしいです。
さて明日はまたフォーラムです。今回のトピックは抗精神病薬の新薬開発についてです。これまで見たこともない医薬関連の単語が多々出てくるので(日本語でも英語でも)、これから覚えないといけません。ではまた!

2012年8月4日土曜日

8月4日

私のプログラムは、最終セメスターが1番大変だと言われているのですが、最近それをひしひしと感じています。1番時間をとられていると思うのは翻訳で、特に今期から医学翻訳が始まったのですが、とにかくリサーチが大変。課題はほとんどNew England Journal of Medicineという医学ジャーナルの記事から出されるのですが、病名、薬名、血液成分の名前など、とにかく何か出てくるたびに逐一調べないと「???」なので、私にとっては本当に時間のかかる作業です。そして最後のセメスターということもあり、通訳の授業で取り扱う題材も内容のレベルも上がった気がします。と言うわけで、今期は、と言うか今期も、さらに勉強中心の毎日を送ることになりそうです。いい加減、これだけ時間を割いて勉強しているんだから少しは力がついてほしいものです。

2012年8月2日木曜日

8月1日

フォーラムが無事終了しました。予想通り、今回は内容理解が不十分でフォーラム終了後のフィードバックではビシバシと厳しい指摘をいただきました。つい先日まで喜んでいたのも束の間、最終試験に向けて残りのセメスター頑張りたいと思います。とりあえず、当面の目標はメンタル面強化でしょうか。私はとにかく自分の自信のないことを人前で披露するのが本当に嫌いなので、フォーラムの時は普段にもまして(無意識に)緊張をしているようです。そのせいで、脳みそがかちんこちんになり、普段以上に機転も利かなくなり、また頭も働かなくなります。これを克服するにはとにかく場数を踏むということでしょうか、、、。今日は久しぶりに頭をがつんと殴られたような気持になりましたので、またこれにめげずに頑張りたいと思います。