2011年10月9日日曜日

ジョブズ氏スピーチ@スタンフォード大学 全訳

先日ご紹介したジョブズ氏のスピーチの全訳が日経に掲載されてました。ご興味のある方はこちらからどうぞ
今ちょうど翻訳理論の授業で、吉本ばななの『キッチン』の日英翻訳分析についてのエッセイを書いているのですが、やはり日本語と英語と言うのは本当に性質の異なる言語だと思います。特に、文芸翻訳など文化的側面や作家の個性が強く出る分野や、このアメリカ人のジョブズ氏の個性が強く反映しているスピーチなどは、原文のニュアンスや雰囲気を日本語で全く同じように伝えるはほぼ不可能に近いものがあります。また翻訳と言うのは、正解が一つではないがゆえに、翻訳者の主観的判断によって何通りもの翻訳ができ、かつ、その選択した表現によって受け手に異なる印象を与えます。なので、どのような翻訳がベストなのかは、本当に判断が難しいところです。尻切れトンボのような日記になりましたが、本日はこれにて失礼します。

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