2012年2月29日水曜日
本日ブリスベンでは全交通機関が無料で利用!
とのことで、驚くべきことに、昨日電車サービスが停止したブリスベン、今日は電車、バス、フェリーの全交通機関が無料で利用できるとのことです。私はあいにく今日も家と学校の往復(徒歩)しかしませんでしたが、若いハウスメイト2人は早速外出してきた模様。しかし前日交通機関がストップしたからと言って全部の交通機関が無料になるなんて、JRだったら振替乗車券くれるだけで、絶対そんなことやらないだろうなぁ。。。それとも、こちらの人は振替乗車券の手間を考えたら(そもそも細かいことは苦手)全部タダにしちゃえ、という発想なのかもしれない。
新居は最高
こんにちは。引越ししてきてから早くも5日が経とうとしていますが、今回の家はこれまでになく快適です。とにかく新しくて、広くて、緑が多くて、静かで、きれいで、ハウスメイト(シンガポール、マレーシア人の女の子+日本人の友人)もきれい好きの静かな良い子たちが奇跡的に集まった模様。そしてもう一人の同居人、台湾人の大家の息子も親切で、週末にはスーパーの買い出しに車を出してくれ、キッチンで顔をあわせれば何かと食べ物をすすめてきてくれる(笑)。学校帰りに上らないといけない心臓破りの急な坂を覗けば、私にとってはパーフェクトな家です。大変だったけど、引っ越してよかった!これで勉強に集中してこの1年間過ごすことができそうです。
2012年2月28日火曜日
品格
昨晩、無事に前の大家から敷金の返金がありました。やっと一安心。しかし最後の最後までお金にがめつく、騙せるのならとことん騙そうとする、とんでもない大家でした。あまりにも感情的に反応し、話すことも支離滅裂なので、最後はこれ以上まともに相手にしたら時間もエネルギーも無駄になると判断し、70ドルぼったくられることを決断したわけですが、それにしても後味が悪い。
彼女は旦那ともども州政府に勤めており、娘も若くして医者のそれなりのご身分の方だとは思うのですが、本当に人としての品格や恥という言葉を知らない、驚くべき人物でした。日本で普通に生活をしていたらあまり会うこともない「別世界の人」です。でも移民の国オーストラリアには本当に多種多様な人が生活をしていて、「騙される方が悪い、金はとれるだけとってやろう」という精神の持ち主も少なくないので、こちらではよくあることなのかもしれません。恐らく、このような悪質で違法な事例があまりにも数多く存在するので、大学の学生課や警察なども取締りができていない(ないし取締りをしない)のかもしれないと感じます。
一方で、今回の経験を通じて、「真面目」で「正直」なことが美徳とされる日本文化は本当に素晴らしいと改めて実感しました。もちろん、日本人もオーストラリア人も人の数だけ個性があって、安易な一般化は危険なことは十分承知しておりますが、それでも東日本大震災でも外国人を驚かせた日本人の道徳心、倫理観の高さは、日本が世界に誇るべき本当に美しく素晴らしい個性だと思います。私も、できるだけこの精神は忘れずにいたいと感じる今日この頃です。
彼女は旦那ともども州政府に勤めており、娘も若くして医者のそれなりのご身分の方だとは思うのですが、本当に人としての品格や恥という言葉を知らない、驚くべき人物でした。日本で普通に生活をしていたらあまり会うこともない「別世界の人」です。でも移民の国オーストラリアには本当に多種多様な人が生活をしていて、「騙される方が悪い、金はとれるだけとってやろう」という精神の持ち主も少なくないので、こちらではよくあることなのかもしれません。恐らく、このような悪質で違法な事例があまりにも数多く存在するので、大学の学生課や警察なども取締りができていない(ないし取締りをしない)のかもしれないと感じます。
一方で、今回の経験を通じて、「真面目」で「正直」なことが美徳とされる日本文化は本当に素晴らしいと改めて実感しました。もちろん、日本人もオーストラリア人も人の数だけ個性があって、安易な一般化は危険なことは十分承知しておりますが、それでも東日本大震災でも外国人を驚かせた日本人の道徳心、倫理観の高さは、日本が世界に誇るべき本当に美しく素晴らしい個性だと思います。私も、できるだけこの精神は忘れずにいたいと感じる今日この頃です。
2012年2月27日月曜日
Semester 1 begins!!
本日からセメスター1が開始しました。早速朝からオリエンテーションがあり、授業で宿題をもらい、また来週から恐怖の単語テストも始まります。そしてさらに恐ろしいことに、来週からこれまた早速Live Interpreting Forumがスタートします。
この授業はMAJITの看板授業で、毎週大学内外からゲストスピーカーをお招きして、聴衆の前で逐次+同時通訳を行うという内容です。中でも”フロア”と呼ばれる文字通り聴衆の目の前での逐次通訳を学生2名が担当するのですが、これが何よりも緊張しそうです。ちなみに残りの学生は通訳ブースに入っての逐次または同時通訳を行います。
さて初回のスピーカーのお題は、なんと「落語」で、日本語から英語への逐次通訳をすることになる予定です。私は今回運よく初回のフロア役は免れましたが。今からどんなプレゼンの内容になるのか何を準備したらよいのかドキドキです。
この授業はMAJITの看板授業で、毎週大学内外からゲストスピーカーをお招きして、聴衆の前で逐次+同時通訳を行うという内容です。中でも”フロア”と呼ばれる文字通り聴衆の目の前での逐次通訳を学生2名が担当するのですが、これが何よりも緊張しそうです。ちなみに残りの学生は通訳ブースに入っての逐次または同時通訳を行います。
さて初回のスピーカーのお題は、なんと「落語」で、日本語から英語への逐次通訳をすることになる予定です。私は今回運よく初回のフロア役は免れましたが。今からどんなプレゼンの内容になるのか何を準備したらよいのかドキドキです。
2012年2月26日日曜日
Real Australian Experience 其の四
「私は”出てって”なんて言ってません。”出ていきたい”と言ったのはあぴこです。もし彼女が今後も住みたいならそれで構いません」。学生課の担当者が大家に電話したところ、まぁ少しは予想していたけど、このような返答がかえってきました。「もし今回契約期間前に家を出る場合、どのような状況なら応じてもらえるか?」と交渉してもらったところ、1か月分の家賃である敷金支払いでは応じてもらえず。7月末までの家賃を払うか、次の入居者を見つけるかで一向に引く様子はなし。(ちなみに一般的には日本と同様、敷金1か月分で契約打ち切りになる場合はほとんど。)最終的には私が次を見つけることで話がまとまり、不安ながらも入居者募集開始。ここからは行動するのみでした。
UQには学生向けの賃貸物件サイトがあり、まずはそこに広告を載せてもらい、続いてGumtreeというclassified専門の大手サイトにも広告を掲載。。。したところ、ちょうど大学が始まる1週間前と言うこともあり、思いのほか多くの入居希望者が集まりました。これが気に食わないのか、大家から「まずは娘の了解を取って。それから私も直接会いたいわ。あと契約書の内容は全部説明しておいてね」と言うことで、2人の候補者を選定したうえで2回のミーティングをアレンジし、先に入りたいと言った韓国人の学生で決まる。。。かと思いきや、彼女から敷金を直ちに取ることはせずに、「彼女が入居する日まで確定じゃないから」とさらなる嫌がらせ。しかも「私の敷金と前払いしている家賃は返してください」と言ったところ、「本来あなたは私に補償金を払わなければいけないのよ。でも私は違法なことなんて一つもしてないから、電気代と(私が家まで行った)交通費を引いた分を返すわ」とのこと、またおかしなことを言ってくる。そして当日。交通費40ドル(一体何に乗ってきたのか)、電気代37ドル(2週間しか住んでいないのに”RTAが1か月分の支払いしか認めてないと言うから”とのことで)の支払いがあり、最後には「正式に敷金を返すには銀行振り込みがいいわね」とわけのわからないことを言い始め、とりあえず契約書にその旨一筆+サインしてもらい、昨日無事家を出てきました。
はぁ~。これがブリスベンに帰ってきてからの私の2週間かぁと思うと何だかやりきれない思いですが、とりあえず明日の学期始まりに間に合うように無事問題が解決しそうで(大家が敷金振り込むまで気が抜けませんが)、一安心です。それから色々な面で助けてくれた周りの友人たちに感謝。今回のこの経験は(姉曰く)これまで運がよく世間知らずの私には良い勉強になりました。このような家のトラブルに遭遇する留学生は本当に多く、特に「従順で大人しい」と思われている日本人女性は格好の標的になっていると思うので注意が必要だと思います。
ちなみに新しい家は親日家の台湾人のオーナーで、私、日本人の友人、マレーシア人+シンガポール人の女の子たち、オーナーの息子の5人住まいです。とりあえずとても広くて快適な家なので、これから最後の1年間、勉強に集中して頑張ろうと思います。ではまた明日からブログを毎日更新していこうと思います。
UQには学生向けの賃貸物件サイトがあり、まずはそこに広告を載せてもらい、続いてGumtreeというclassified専門の大手サイトにも広告を掲載。。。したところ、ちょうど大学が始まる1週間前と言うこともあり、思いのほか多くの入居希望者が集まりました。これが気に食わないのか、大家から「まずは娘の了解を取って。それから私も直接会いたいわ。あと契約書の内容は全部説明しておいてね」と言うことで、2人の候補者を選定したうえで2回のミーティングをアレンジし、先に入りたいと言った韓国人の学生で決まる。。。かと思いきや、彼女から敷金を直ちに取ることはせずに、「彼女が入居する日まで確定じゃないから」とさらなる嫌がらせ。しかも「私の敷金と前払いしている家賃は返してください」と言ったところ、「本来あなたは私に補償金を払わなければいけないのよ。でも私は違法なことなんて一つもしてないから、電気代と(私が家まで行った)交通費を引いた分を返すわ」とのこと、またおかしなことを言ってくる。そして当日。交通費40ドル(一体何に乗ってきたのか)、電気代37ドル(2週間しか住んでいないのに”RTAが1か月分の支払いしか認めてないと言うから”とのことで)の支払いがあり、最後には「正式に敷金を返すには銀行振り込みがいいわね」とわけのわからないことを言い始め、とりあえず契約書にその旨一筆+サインしてもらい、昨日無事家を出てきました。
はぁ~。これがブリスベンに帰ってきてからの私の2週間かぁと思うと何だかやりきれない思いですが、とりあえず明日の学期始まりに間に合うように無事問題が解決しそうで(大家が敷金振り込むまで気が抜けませんが)、一安心です。それから色々な面で助けてくれた周りの友人たちに感謝。今回のこの経験は(姉曰く)これまで運がよく世間知らずの私には良い勉強になりました。このような家のトラブルに遭遇する留学生は本当に多く、特に「従順で大人しい」と思われている日本人女性は格好の標的になっていると思うので注意が必要だと思います。
ちなみに新しい家は親日家の台湾人のオーナーで、私、日本人の友人、マレーシア人+シンガポール人の女の子たち、オーナーの息子の5人住まいです。とりあえずとても広くて快適な家なので、これから最後の1年間、勉強に集中して頑張ろうと思います。ではまた明日からブログを毎日更新していこうと思います。
Real Australian Experience 其の三
「違法」。おそらくこの言葉が大家の最も突かれたくないところを直撃したのでしょう。と言うのも、この賃貸契約の大部分が違法であることを、彼女自身が十分に分かっていたからだと思います。私がメールをしてから、彼女から怒りの電話がかかってくるまでそう時間はかかりませんでした。
「今すぐ契約書を持って〇〇まで来て。そこに来てくれたらBondは全額現金で返金するから。契約書のコピーも持ってきてね、もしあんたが全部合法で契約をしたいなら、契約内容を全面的に変更するから。私はあんたに今まで良くしすぎたわ。4週間以内に代わりを見つけて”出て行って”!出るときはクリーニング代と電気代も払えよ」。電話口で怒鳴り散らす大家。
契約書の内容を全面変更したい?当然そんなこと恐ろしくてとてもじゃないけど引き受けられない。「申し訳ないけど今日は行けないわ。明日大学の学生課も交えて話し合いをしたい」と申し出でも全く話を聞く様子はなく、「とにかく17時に〇〇まで来い」の一点張り。慌てて学生課に駆け込むも、4時半の終了時刻でほとんど相手にしてもらえず(こちらの人は就業終了時刻だけは固く守る)。しかし大家側から「出てけ」と宣告した場合、大家が借家人に対して弁償をする必要があるが、こちらからは何もしなくてよいとのこと。これは自分にとって好都合と思っていた矢先、行かないと言ったにも関わらず、「私は〇〇でもう1時間も待ってるのよ。4週間以内に代わりを見つけて出ていって」と大家からおかしな電話がかかってくる始末。狂った大家から何をされるか分からないので、クラスメイトに協力をしてもらい、とりあえず家の荷物をまとめてクラスメイト宅へ避難することに。
そしてその晩+翌日の昼とクラスメイトなどに協力をしてもらい、学生課にレビューをしてもらったうえで、大家宛ての退去条件交渉のメールを作成。「これは契約にかかわることなので必ずメールで返信してください」と書くも、案の定、メールを送信した翌日、大家からは電話で「今日家を出ていくなら鍵を置いていって。もし出てくなら契約書があるんだからこちらはこちらで法的措置をとらしてもらうわ」と一方的に話をされる羽目に。私のメールに書面で返信してくださいとお願いするも、「やるわけないだろ」の一点張り。私と大家では全く会話にならないので、翌日、普段”役立たず”で有名な学生課に文字通り「泣きつき」(こちらの人は本当に泣くまで深刻な状況であることを理解してくれない。もしくは面倒くさいやつと思わせることが重要)、大家に電話をしてもらったのです。その結果。。。
「今すぐ契約書を持って〇〇まで来て。そこに来てくれたらBondは全額現金で返金するから。契約書のコピーも持ってきてね、もしあんたが全部合法で契約をしたいなら、契約内容を全面的に変更するから。私はあんたに今まで良くしすぎたわ。4週間以内に代わりを見つけて”出て行って”!出るときはクリーニング代と電気代も払えよ」。電話口で怒鳴り散らす大家。
契約書の内容を全面変更したい?当然そんなこと恐ろしくてとてもじゃないけど引き受けられない。「申し訳ないけど今日は行けないわ。明日大学の学生課も交えて話し合いをしたい」と申し出でも全く話を聞く様子はなく、「とにかく17時に〇〇まで来い」の一点張り。慌てて学生課に駆け込むも、4時半の終了時刻でほとんど相手にしてもらえず(こちらの人は就業終了時刻だけは固く守る)。しかし大家側から「出てけ」と宣告した場合、大家が借家人に対して弁償をする必要があるが、こちらからは何もしなくてよいとのこと。これは自分にとって好都合と思っていた矢先、行かないと言ったにも関わらず、「私は〇〇でもう1時間も待ってるのよ。4週間以内に代わりを見つけて出ていって」と大家からおかしな電話がかかってくる始末。狂った大家から何をされるか分からないので、クラスメイトに協力をしてもらい、とりあえず家の荷物をまとめてクラスメイト宅へ避難することに。
そしてその晩+翌日の昼とクラスメイトなどに協力をしてもらい、学生課にレビューをしてもらったうえで、大家宛ての退去条件交渉のメールを作成。「これは契約にかかわることなので必ずメールで返信してください」と書くも、案の定、メールを送信した翌日、大家からは電話で「今日家を出ていくなら鍵を置いていって。もし出てくなら契約書があるんだからこちらはこちらで法的措置をとらしてもらうわ」と一方的に話をされる羽目に。私のメールに書面で返信してくださいとお願いするも、「やるわけないだろ」の一点張り。私と大家では全く会話にならないので、翌日、普段”役立たず”で有名な学生課に文字通り「泣きつき」(こちらの人は本当に泣くまで深刻な状況であることを理解してくれない。もしくは面倒くさいやつと思わせることが重要)、大家に電話をしてもらったのです。その結果。。。
Real Australian Experience 其の二
クイーンズランド州では大家が家を貸す際に借家人から「Bond」と呼ばれる敷金を払ってもらった場合、必ずそのBondをRTA(Residential Tenancies Authority)と呼ばれる政府機関に預けることになっています。これによって大家が敷金を悪用するのを防ぎ、また退去時には大家と借家人合意の上での敷金額返済を確保します。ちなみに大家がRTAにBondを預けない場合は、最高4000AUDの罰金、ないしは借家人に直ちに現金で返金するのがルールです。しかしながら、留学生に向けた教育が一大産業となっているオーストラリアでは、留学生相手の違法な賃貸が数多く存在し、それが該当政府機関なり、大学なりが監督できないないのが現状です。(そもそも責任の所在も分からない状況)
良くある事例が、購入した家の住宅ローンを留学生の家賃収入で返済する、持ち家を留学生に貸して家賃収入で生活するのを目的に、不動産を仲介せずに個人的に留学生相手の賃貸ビジネスを展開しているパターンです。家によっては、駐車場や家の倉庫、玄関、リビングルームを大改造して部屋を作り、家一軒に10人の留学生を住まわせる、なんてところもあります。日本人留学生には「有り得ない」と思うような話ですが、実際に現在のオーストラリアの生活費、物価の高さを考えると、少しでも生活費を抑えたいと考える途上国を中心とした留学生は、このようなお世辞にも条件が良いと言えない家を選んで住んでいるようです。
さて、こうした個人的に賃貸ビジネスを展開している大家の多くが、先述したRTAのルールをほとんど把握していない、もしくは把握していたとしても留学生が知らないのをいいことに自分に有利になる契約書を用意している場合があるので注意が必要です。もともと契約書自体もなく、敷金自体も少額であれば、それほど心配することもないと思うのですが、契約書が存在するのであればまずは内容のチェック(※特に契約期間前の退去条件)、そしてBondを4週間分フルにとられるのであれば、念のためRTAに預けてほしいと言うのが安全だと思います(大抵嫌がられます)。
さて今回のインド人の大家は契約書は用意していたものの、BondをRTAに預ける素振りがない。メールで尋ねてみたところ、返事はなし。2回送ってみたところで、電話がかかってきて「税金の問題があるので預けたくない」とのこと。さらには「退去時には部屋のクリーニング代として60~100ドル」を請求するとのこと。ちなみにRTAによれば、このクリーニング代と言うのは、不動産を仲介して部屋を借りる場合は別として、通常個人が部屋を貸す場合には法的には請求できない費用。契約書には退去時のルールに自分の部屋やキッチンなどの共用スペースを清掃すること、とは書いてあったがこういう風に話を持ち出してくるとは。。さらには3か月ごとにハウスメイト3人で分割する予定の電気代、これも個人で部屋を貸す場合には法的には請求できない費用。しかも大家の娘の部屋だけにエアコンがあるという事実を中国人のハウスメイトが発見。。。これは何だかフェアではない。
このように、ほじくればほじくるほど臭いものが出てくる状況にうんざりしてきた私。せめて自分の敷金の安全確保のためにRTAに預けてもらうよう再度メールを書きました。「ボンドをRTAに預けないのは”違法”です。申し訳ないですが、税金の問題はご自分で解決してください」と。このように(姉曰く)学生ボケの頭で事をダイレクトに書いた結果、さらに大家の怒りを買うことになったのです。
良くある事例が、購入した家の住宅ローンを留学生の家賃収入で返済する、持ち家を留学生に貸して家賃収入で生活するのを目的に、不動産を仲介せずに個人的に留学生相手の賃貸ビジネスを展開しているパターンです。家によっては、駐車場や家の倉庫、玄関、リビングルームを大改造して部屋を作り、家一軒に10人の留学生を住まわせる、なんてところもあります。日本人留学生には「有り得ない」と思うような話ですが、実際に現在のオーストラリアの生活費、物価の高さを考えると、少しでも生活費を抑えたいと考える途上国を中心とした留学生は、このようなお世辞にも条件が良いと言えない家を選んで住んでいるようです。
さて、こうした個人的に賃貸ビジネスを展開している大家の多くが、先述したRTAのルールをほとんど把握していない、もしくは把握していたとしても留学生が知らないのをいいことに自分に有利になる契約書を用意している場合があるので注意が必要です。もともと契約書自体もなく、敷金自体も少額であれば、それほど心配することもないと思うのですが、契約書が存在するのであればまずは内容のチェック(※特に契約期間前の退去条件)、そしてBondを4週間分フルにとられるのであれば、念のためRTAに預けてほしいと言うのが安全だと思います(大抵嫌がられます)。
さて今回のインド人の大家は契約書は用意していたものの、BondをRTAに預ける素振りがない。メールで尋ねてみたところ、返事はなし。2回送ってみたところで、電話がかかってきて「税金の問題があるので預けたくない」とのこと。さらには「退去時には部屋のクリーニング代として60~100ドル」を請求するとのこと。ちなみにRTAによれば、このクリーニング代と言うのは、不動産を仲介して部屋を借りる場合は別として、通常個人が部屋を貸す場合には法的には請求できない費用。契約書には退去時のルールに自分の部屋やキッチンなどの共用スペースを清掃すること、とは書いてあったがこういう風に話を持ち出してくるとは。。さらには3か月ごとにハウスメイト3人で分割する予定の電気代、これも個人で部屋を貸す場合には法的には請求できない費用。しかも大家の娘の部屋だけにエアコンがあるという事実を中国人のハウスメイトが発見。。。これは何だかフェアではない。
このように、ほじくればほじくるほど臭いものが出てくる状況にうんざりしてきた私。せめて自分の敷金の安全確保のためにRTAに預けてもらうよう再度メールを書きました。「ボンドをRTAに預けないのは”違法”です。申し訳ないですが、税金の問題はご自分で解決してください」と。このように(姉曰く)学生ボケの頭で事をダイレクトに書いた結果、さらに大家の怒りを買うことになったのです。
Real Australian Experience 其の一
こんにちは。大変ご無沙汰しております。2月8日にブリスベンに到着してから、昨日ようやく怒涛の2週間が終わりつつあります。さて留学生活、大学のプログラムやクラスメイトが重要なことは勿論ですが、忘れてはいけないのが部屋ないし自分の暮らす家の環境。これは大学までの交通の便、自分の清潔基準に合った場所か、十分なスペースがあるか、必要な家具は揃っているか、ハウスメイト、そして大家はまともか、などが挙げられます。今回私はとんでもない大家に出くわしました。そして昨日ようやく新しい家に引越しが終わったところです。
事の始まりは部屋のすり替え。私は今回日本にいるときにインターネットで部屋を見つけ、友人にその部屋を実際に見に行ってもらい、決めたのですが、到着の直前、その部屋が家のもう一つの部屋にすり替えられていたのです。
理由は私の後に部屋を見に来た中国人女性が「足を鏡に向けて眠れないから」。事実、中国の慣習として、朝起きたときに自分の姿が鏡に映るのはよくない、寝姿が鏡に映るのはよくない、というのがあるようです。しかし何にしても、私は先に部屋を確保し、そして家賃も日本にいる間から払っていたのはですから、もし部屋を変えるにしても先に断りを入れてください、とメールをしたところ返信はなし。こうして大家に対する不信感は始まりました。
ブリスベン到着後も、彼女から謝罪の言葉は1つもなく(本当に悪いと思っていない)、「約束が違う、中国人女性に部屋を変えるように言ってください」とお願いしたところ、昼にきたOKの返事が夕方には「もうあなたがインターネット代(たった1週間5ドル)のディスカウントと半年契約にした時点で、この(部屋を確保するという)約束はなくなったのよ」と、電話口で怒鳴り始める始末。こちらが言い返そうものなら、「あんたがその部屋気に入らないんだったら、次の人を探して出てけ」と怒鳴りちらし、話す隙も与えない。そして言い返せば言い返すほど、毎回違うことを言ってくるので話し合いにならない。
こういう大家だったので、家もきれいなことだし、2人のハウスメイトは人もよさそうだったので、私は部屋を変えることは半ば諦めようと思っていたのです。(あ、ちょっと昼の主婦向け番組みたいになってきました。。)その矢先、私はあることに気づいてしまったのです。
そういやここの大家、私の敷金(800ドル)をRTAに預けていないな。
事の始まりは部屋のすり替え。私は今回日本にいるときにインターネットで部屋を見つけ、友人にその部屋を実際に見に行ってもらい、決めたのですが、到着の直前、その部屋が家のもう一つの部屋にすり替えられていたのです。
理由は私の後に部屋を見に来た中国人女性が「足を鏡に向けて眠れないから」。事実、中国の慣習として、朝起きたときに自分の姿が鏡に映るのはよくない、寝姿が鏡に映るのはよくない、というのがあるようです。しかし何にしても、私は先に部屋を確保し、そして家賃も日本にいる間から払っていたのはですから、もし部屋を変えるにしても先に断りを入れてください、とメールをしたところ返信はなし。こうして大家に対する不信感は始まりました。
ブリスベン到着後も、彼女から謝罪の言葉は1つもなく(本当に悪いと思っていない)、「約束が違う、中国人女性に部屋を変えるように言ってください」とお願いしたところ、昼にきたOKの返事が夕方には「もうあなたがインターネット代(たった1週間5ドル)のディスカウントと半年契約にした時点で、この(部屋を確保するという)約束はなくなったのよ」と、電話口で怒鳴り始める始末。こちらが言い返そうものなら、「あんたがその部屋気に入らないんだったら、次の人を探して出てけ」と怒鳴りちらし、話す隙も与えない。そして言い返せば言い返すほど、毎回違うことを言ってくるので話し合いにならない。
こういう大家だったので、家もきれいなことだし、2人のハウスメイトは人もよさそうだったので、私は部屋を変えることは半ば諦めようと思っていたのです。(あ、ちょっと昼の主婦向け番組みたいになってきました。。)その矢先、私はあることに気づいてしまったのです。
そういやここの大家、私の敷金(800ドル)をRTAに預けていないな。
2012年2月8日水曜日
back in brisbane
今朝ブリスベンに戻ってきました。分かってはいたけど、本当に暑くて湿度も高いもんだから、部屋にいるだけで頭が痛くなって、それが今も続いているような状況。。。早く涼しくなってほしいなぁ。
それはさておき、今日から新しい部屋に住むことになりました。新居は前の家から徒歩5分と場所的にはそう変わらないのですが、以前の目の前が公園で緑が多くてだだっ広い別荘のような環境と比べると、新しくて手狭な集合住宅の一角にあって、便利さと清潔さ重視の日本の家に近いという印象です。
ちなみにハウスメイトは27歳インド系オーストラリア人の女医のコニカ。それから公共政策と政治を学ぶ30歳中国人女子のリリー。中国では政府関連の仕事に就いていたんだとか。興味深い。そして2人は共に既婚。昨年の若いハウスメイトに囲まれて過ごした1年とはまた違う生活になりそうです。
実はこちらに来る前にコニカのお母さんである大家さんと一悶着あり、ちょっと不安だったのですが、とりあえず今日のところは問題はなく終わりました。今日友だちとも話したのですが、こちらで部屋を借りると日本では考えられないようことが起きたりして、常に自分の身は自分で守らなきゃと思わされます。詳しくはまた今度。取り急ぎ、もう暑くて集中できないので今日はここまで。
それはさておき、今日から新しい部屋に住むことになりました。新居は前の家から徒歩5分と場所的にはそう変わらないのですが、以前の目の前が公園で緑が多くてだだっ広い別荘のような環境と比べると、新しくて手狭な集合住宅の一角にあって、便利さと清潔さ重視の日本の家に近いという印象です。
ちなみにハウスメイトは27歳インド系オーストラリア人の女医のコニカ。それから公共政策と政治を学ぶ30歳中国人女子のリリー。中国では政府関連の仕事に就いていたんだとか。興味深い。そして2人は共に既婚。昨年の若いハウスメイトに囲まれて過ごした1年とはまた違う生活になりそうです。
実はこちらに来る前にコニカのお母さんである大家さんと一悶着あり、ちょっと不安だったのですが、とりあえず今日のところは問題はなく終わりました。今日友だちとも話したのですが、こちらで部屋を借りると日本では考えられないようことが起きたりして、常に自分の身は自分で守らなきゃと思わされます。詳しくはまた今度。取り急ぎ、もう暑くて集中できないので今日はここまで。
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