先週からずっと鼻喉の調子が悪く、今日ついに大学のクリニックに行ってきました。ちなみに大学のクリニックは通常1週間先まで予約が埋まっている人気院。当日クリニックに電話をして「具合が悪いんですけど」と言っても、看護婦に緊急と判断され、さらに数時間待たないと医者に診てもらえないのが常。でも今日はラッキーなことに1時間も待たずして医者の診察を受けることができました。
私の知っている範囲ですが、こちらの医療システムが日本と違う点は、まず緊急の病状でない限りGP(General Practioner)という一般開業医の診察を受ける必要があることです。今日のように風邪などの一般的な病気であれば特に問題はないのですが、何か複雑な病状などの場合は、第一段階としてGPに推薦状を書いてもらってから、専門医にかかる必要がある。例えば骨折をしても緊急でない場合は、①まずGPで推薦状を受け取る→②レントゲン専門医にかかる→③GPで症状の説明+今後の治療の相談。という、患者側からすると、二度手間ならぬ三度手間がかかる、ものすごく効率の悪いシステムなのです。
と言うわけで、私は極力こちらの病院にお世話にならないよう心掛けています。ちなみに今日の診察では「風邪じゃなくて花粉症じゃないか?」とのこと。たしかに最近のブリスベンは春、というか初夏めいていて花が咲き乱れているけれど、今この忙しいタイミングで花粉症デビューかぁ、とがっかりしました。さて、また鼻詰まりの通訳に戻りたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿