この日曜日に、私の大の仲良しのマレーシア人の友人が帰国することになり、今日は大学の近くのカフェで2人でお別れディナーをしました。彼女とは年齢が一回り以上離れているのですが、私が10年前にUQに交換留学したときに同じ寮に住んでいだのがきっかけで仲良くなり、その後私が社会人になってブリスベンに遊びに来た時も、当時UQの博士課程にいた彼女の家にお世話になるなど、何かと親しくしていました。でも、お互い忙しくしているうちに自然と連絡が途絶え、今年に入るまで何年も音信不通の状態に。ところが、今年に入り、共通の友人がフェイスブックで彼女がUQにサバティカルで来ていると教えてくれたのをきっかけに、また彼女と再会することができ、幸運にも同じ時期をブリスベンで過ごすことができました。人との縁て面白いもんですね。そしてフェイスブックも時には本当に役に立つ!
彼女に先日「どうしてまたブリスベンに戻ってこようと思ったの?」と聞いたところ、「オーストラリアは外国人研究者にとって米国や英国よりも開かれた環境があるし、何より前回UQで勉強してた時に良い友人や素晴らしい人たちと出会えた経験があることかな」とのこと。なるほど、私もこれには激しく同意。留学生を収入源としか考えていない大学にうんざりすることも多々ありますが、私も今回UQに戻ってこようと思えた理由には、やはり交換留学時代に素敵な友人たちと出会った経験が大きく影響していると思います。
もちろん、言うまでもなく彼女もその内の一人です。今年初め、私が最初のシェアハウスでトラブルを抱えていた時にも家に招待してくれて沢山ご飯を作ってくれて励ましてくれたり、節約生活を送る私に「私のお気に入りのカフェにケーキを食べに行こう!」とご馳走してくれたり、今日も帰国する彼女から「今までありがとね!」とサプライズギフトをもらったり(本来私があげるほうだった。。。)、ご馳走しようと思っていた矢先、「私も学生長くやってたからよくわかるの、今後お金がいつ必要になるか分からないわよ!」と逆にご馳走されたり、、、と彼女の思いやり溢れるエピソードはここには書ききれないほど。彼女の懐の深さには本当に頭が上がりません。また自分が外国人としてまた貧乏学生として弱い立場で生活している今だからこそ、彼女の優しさがさらに心に沁みます。彼女とまたしばらく会えなくなるのは本当に本当に淋しいですが、今度彼女が日本に来たときにちゃんとお返しをしようと心に誓い、また次に彼女に会えることを願う今日この頃です。
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